スーツケースを真剣に選んだらゼロハリバートンにたどり着いた
スーツケースには様々なデザインのものがあり,様々なメーカーから販売されています。国内旅行から海外旅行まで,宿泊を伴う旅行のときには定番のアイテムとなっていますよね。1泊用の小さいサイズから1週間以上の大きなサイズまで種類も豊富で,荷物の量に応じて複数のスーツケースを保有することも珍しくないでしょう。僕は現在31L(リットル)と57Lの2つのスーツケースを持っています。
価格帯も幅広く,1万円くらいから,有名なメーカーのものは10万円を超えるものもあります。どうせ年に数回しか使わないんだからと,これまでは安いものを買っていたんですがあまりにも簡単に壊れるので,選び方をちゃんと考えてスーツケースを購入してみました。
スーツケースの選び方
よし,スーツケース買おうと思っても,本当にいろいろな種類があるので迷います。そこでまずは,僕がスーツケースを買うときの手順について紹介しようと思います。
- だいたいの価格をイメージ
- メーカーを選ぶ
- サイズを決める
- タイプを決める
- 購入
まずだいたいの価格をイメージしましょう。大きく分けると,1万円前後・2〜3万円台・4万円以上の3段階に分けられます。1万円前後のものはハッキリいっておすすめできません。経験上すぐ壊れますので,消耗品だと割り切れる方なら買ってもいいかなと思います。
2〜3万円台になると,有名メーカーのしっかりしたモノになります。せめてこれくらいは出さないと,使っていてすぐ不満が出てくると思います。
そして僕がおすすめしたいのは、4万円以上の価格帯です。スーツケース専門メーカーの一級品は,性能面はもちろんデザイン面も素晴らしく,持つ者の満足感を確実に高めてくれるでしょう。飛行機に乗るときに預けたスーツケースが,空港のターンテーブルで出てくるのを見たことがありますか?流れてくるスーツケースを眺めていると,はっきりと違いがわかります。良いモノは誰が見ても良いんです!
メーカーを決める
だいたいの価格をイメージできたら,メーカーを選びましょう。スーツケースは,専門メーカーのものがおすすめ。性能と価格とのバランスが良く,細部まで専門メーカーならではのこだわりが感じられます。そのこだわりは,ユーザーである我々が,「こんな機能あったらいいなぁ」と思いやすい部分なので,ツボをよく押さえているわけです。
サイズを決める
スーツケースを選ぶうえで,一番悩むのがサイズだと思います。大きすぎても小さすぎても,用途が限定されて活躍の場が減ってしまいますね。もちろん,宿泊日数に合わせて複数のスーツケースを保有するのをおすすめしますが,安いものではないのでなるべく広い範囲で使いたいですよね。
1泊2日を20リットルとして,以降1泊増える毎にプラス10リットルが目安となるかなと思います。2泊3日なら30リットル,3泊4日なら40リットルみたいに。僕は最初に57リットルを購入し,最近31リットルを追加購入しました。今1つだけ持つとしたら,30リットルにして多泊の場合はレンタルしますね。30リットルはかなり使い勝手が良いです。
タイプを決める
スーツケースのタイプは,いくつかのポイントで絞り込みましょう。ソフトかハードか,2輪か4輪か,ファスナーかフレームか,それぞれにメリット・デメリットがあります。好みに合わせてください。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
ソフト | 軽い 片面開きで出し入れしやすい 価格が安め |
衝撃に弱い 水濡れに弱い |
ハード | 表面が硬く頑丈 ロック付 水濡れに強い |
重い 価格が高め 両面開き |
2輪 | 電車内で勝手に転がらない 強度が高く壊れにくい |
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4輪 | 重さを感じにくい 小回りがきく |
|
ファスナー | フレームタイプより軽い ちょい開けで出し入れできる |
衝撃が伝わりやすい 水が入りやすい |
フレーム | 頑丈で壊れにくい 安定感がある 水が入りにくい |
ファスナータイプより重い 歪みに注意 |
ここまで決まれば,あとは条件を満たすモデルを選ぶだけです。
おすすめはゼロハリバートン
最後に,僕が持っているスーツケースを紹介します。スーツケースの有名ブランドといえば,リモワ,グローブトロッターと並んで真っ先に名前の挙がるゼロハリバートンです。
ゼロハリバートンは,創業者であるアール・P・ハリバートン・シニアが,「どんな環境にも対応できる鞄を」というコンセプトを掲げた専門メーカーです。ゼロハリバートンの象徴ともいえるダブルリブを活かした洗練されたデザインに,強度・耐久性・密閉性を併せ持ったスーツケースなんです。
ポリカーボネート製4輪フレームZRP-F
こちらは,4年前購入した57リットルのZRP-Fというモデルです。ゼロハリバートンといえばアルミですが,このモデルはアルミの質感をポリカーボネートで表現しています。軽い,だけどゼロらしいというとてもお気に入りのモデルです。現在は後継のZRP-FⅡですが,僕は正直先代のほうが好きです。
どうです?4年使っているのでところどころ擦り傷はありますが,カッコいいでしょう。
アルミ製4輪フレームZR-Geo-TR
そしてもう1つは,3ヶ月前に購入した31リットルのZR-Geo-TRというモデルです。幾何学的(Geometric)を意味するGeoの名を冠し,三次元的な美しいフォルムが特徴的です。ゼロハリバートンスーツケースの最上位モデルであり,堅牢性・精密性・耐久性などすべてにおいて圧倒的です。
これね,一目惚れです。ぜひ一度実物を見てほしいです。
スーツケースにどこまでお金をかけるかは,人それぞれ考え方があると思います。僕はゼロハリバートンのスーツケースを買って,旅に出るのがもっと好きになりました。スーツケースに限らず,お気に入りのものと旅できるなんて,最高の幸せですよ。